0669


中国人にある日勘違いされたこと

北京大学の修士課程に留学していた時のことです。わたしは社会人を経験してから、留学生となったので、クラスのメンバーの中では少し年上でした。とはいえ、当時まだ20代。
ある日、わたしと同じ指導教官のB先輩と世間話をしていたところ、なんかおかしい。
話が食い違うのです。。

B先輩「早く子供はいた方がいいね。」
わたし「そうね。今日本でも少子高齢化の問題もあるし。」
B先輩「あなたは早く子供産まないの?旦那さんはどう思っているの?」
わたし「え、結婚していないどころか、彼氏もいないんだけど。。。」

でも、どうして、結婚していると思われたんでしょうか。それは、以前私とB先輩との会話にありました。

勘違いの起きた原因とは?

それは、わたしの部屋に国際郵便で荷物が届いた時、B先輩がちょうどわたしの部屋に遊びにきていました。その時、B先輩から、「日本から送られてきたの?」と聞かれたので「我家里人送给我的。(わたしの家族が送ってくれたの)」と答えたのです。
中国語で”家里人”といえば、家族という意味なので、自分の親が送ってくれたという意味でこの単語を使っていました。

ところが、B先輩は、「家里人=夫」と思ったらしく、それ以降わたしが日本に夫を残して中国に留学していると勘違いしたようでした。
とはいえ、わたしはまだ20代。またいわゆる学生です。

普通だったら、「家里人=親」だろうと常識的に思うのでは。。。と思ったのですが。。思い当たる節が。。

タクシーでも聞かれる年齢

当時中国でタクシーに一人で乗ると、よく年齢を聞かれました。
運ちゃん「あなたいくつ?」
わたし「今年27歳」
運ちゃん「旦那さんは?」
わたし「まだ独身」
運ちゃん「えーーまだ独身なの!!早く結婚しなよ。なんで結婚しないの?俺が紹介してやろうか?」
わたし (余計なお世話です。。。)

数回に1回はタクシーの運ちゃんから結婚しているかどうか聞かれ、していないと大変心配されるのでした。この質問には本当にうんざりしていたのです。

中国人は20代で結婚が普通?

こう考えると、中国人はやはり20代で結婚する人が多いのでしょうか。

2015年の統計によると、北京市での平均結婚年齢は27歳、上海では30歳となっています。全国平均でいくと27.1歳。2015年の日本人の平均初婚年齢が、初婚同士の場合夫30.7歳、妻29歳なので、中国でも大都市では晩婚化が進んでいるとはいわれていますが、日本よりも若く結婚していると考えられるでしょう。

確かに、わたしの周りの中国人の友人を見渡しても大学卒業後の20代後半までには結婚している人が多くいます。また結婚していない人に対しての親からのプレッシャーもかなり大きいようで、レンタル彼氏、彼女の話題や、親同士が先にお見合い会をするなどのニュースも度々流れています。

また日本人よりは中国人の学生の貞操観念はいまだ強く、「付き合う=結婚も視野」に、と考えている学生も少なくありませんでした。そのため大学時代の彼氏、彼女と卒業後結婚する友人も多くみてきました。また大学生での結婚は大学では認められていませんが、大学院生は認められており、夫婦寮なども用意されていました。博士課程などにすすめば、年齢も当然上がることになります。日本だと、学生を続けていた場合、金銭的な問題もあって、なかなか結婚にふみきれません。しかし、結婚しても勉学を続けるための生活の環境(特に住まいという大きな問題)が揃っているのです。

そういうことで、中国人のB先輩からすれば、わたしが学生であっても、20代後半であれば当然結婚していてもおかしくないと考えたのでしょう。B先輩は特に中国の南方の田舎の出身でした。田舎であればさらに結婚年齢は若くなります。

B先輩はドクターにすすみましたが、その数年後結婚しました。やはりまだ20代でした。もうお子さんもいるみたいです!
スポンサードリンク