公共交通機関が発達している北京であれば、中国語ができない人でも、格安航空券を買って個人でも十分観光地をめぐることができます。個人旅行の魅力は、地元の生活を垣間見たり、好きな観光地をじっくり回ることができる点にあります。ただ、個人旅行を有意義なものにするためにぜひ下準備をきちんと行ってください。上手に観光スポットをめぐり、素敵な北京旅行にしましょう!

06-09-01_21-12

北京の街並みについて

北京は歴史的な観光スポットがたくさんある都市です。北京の街並みは日本の京都のように碁盤の目になっており、大変わかりやすいつくりとなっています。地下鉄の路線や幹線道路も旧市街から中心に二環、三環、四環(環は回るという意味)というように旧市街を囲むように建設されており、また二環の東側の道路の呼び名は東二環、西側は西二環というようによびます。 尚、一環という呼称はありません。二環路は旧城壁を取り壊して作った道路で、地下鉄2号線もこの下を通っています。二環路以内が昔の北京城内と考えてよいでしょう。そのため現在残っている門は少ないですが、地名には門の名前が残っています。 まず簡単にこのような北京の街のつくりを地図をみておさえておきましょう。地下鉄や、タクシー、バスで移動する際、自分の場所がどこにいるのか把握しやすくなります。

北京観光スポットのめぐり方

北京の地図をぱっとみると、観光地同士の距離があまりないようにみえ、歩いてでも移動できるような気がします。しかし必ず縮尺をよくみてください。道路と道路の間の距離がかなりあることに気が付くでしょう。一つの観光地をめぐるにしろ、歩く距離は膨大です。よほどの健脚家でない限り歩いて観光地をめぐるということは考えないほうがよいでしょう。  地図でみるより実際観光スポット観を移動するのには時間がかかります。観光客なども多いので注意が必要です。

そこで行きたい観光スポットが絞れたら東西南北に分けて、なるべくその方角同じ方向にあるものを巡るようにすると効率よく回れます。尚、万里の長城は北京市内から約1時間かかります。観光には半日余裕をもちましょう。

北京旅行の注意点

旅行者にとって北京旅行で注意しなくてはならないのは、主に交通の面でしょう。思った以上に移動に時間がかかってしまう場合があるので、時間には余裕をもって行動することをお勧めします。

渋滞


平日の朝、夕方ラッシュ時間の交通渋滞はひどく、数キロ移動するのに30分以上かかる場合があります。特に三環、四環の幹線道路は激込みです。深夜帯は比較的交通量が減りますので、北から南への移動もスムーズにできます。日中も比較的移動はスムーズにできることが多いです。タクシーを利用する場合ラッシュ時間を避けた移動を心がけてください。

地下鉄、バス

通勤通学時間帯は地下鉄やバスの公共交通機関も人が多くなるので注意が必要です。日本ですと、整列乗車をする人が多いですが、北京の地下鉄やバスではとにかく後ろからものすごい勢いで押されます。また容赦なく地下鉄やバスの扉が閉まり、気を付けないと挟まれます。また地下鉄はエスカレータがなかったり(壊れていたり)、乗り換えが思った以上に苦労する場合があるのでこちらも注意しましょう。

またバスに関しては、降車や乗車場所が分かりにくい場合がよくあります。運転手さんも決して親切とはいえませんし、よっぽど行先と乗るバスの番号が分かっている場合を除いて旅行者には難易度が高いので注意が必要です。

タクシーがない場合も

ラッシュ時間には流しのタクシーをつかまえることができないときがあります。現在多くの中国の若者はタクシーを取る際、「滴滴出行」のような配車アプリを使っています。慣れない外国人がこれを使いこなすのは難しいとは思いますので、当然流しのタクシーを探すことになりますが、長い時は30分ぐらい見つからないこともありますので、注意してください。

また郊外の観光地などでは、白タクもうろうろしています。以前、わたしが頤和園を出たところで乗ったタクシーですが、屋根にはタクシーのマークがついていたので乗りました。しかしあまりにメータのあがりが通常より早いのでおかしいなっと思っていると、清算する時にはいつもの倍以上の値段になっていました。さすがにわたしも北京の適正なタクシー価格を知っているので抗議をして、少し値下げをしてもらいましたが、降りてからびっくり。乗るときに屋根の上についていたタクシーのマークがなくなっていたのです。白タクでした。

お金を多く支払うぐらいならまだしも、何かトラブルに巻き込まれないためにも気を付けましょう。正式なタクシーのナンバーは「京B」から始まります。初乗りは13元~です。

治安

北京の治安はおおむね良好です。とはいえ、すりやぼったくりなどのトラブルには巻き込まれることもありますので、人込みを歩くときは財布の管理などに気を付けてください。また飲んでいたりすると見知らぬ女性から声をかけられる場合があります。しかしぼったくりなどのトラブルに巻き込まれる可能性もあるので特に男性の方は注意してください。

気候による注意点

春:北京では春先になると、黄砂の影響で空が黄色くなることも度々あります。部屋の中でも砂でザラザラすることもあるほどです。酷い時期は視界も悪くなります。気管支などに持病がある人はこの時期は避けた方がよいでしょう。気管支に問題がない人もマスクをつけたほうが無難です。ただし、花粉症の人は中国はスギ花粉がないので良くなります(笑)

夏:乾燥してますが日差しが強くてかなり暑くなります。日中は40度近くになり、アスファルトからの放射熱もすごく暑いです。日傘や帽子、日焼け止めクリームなどを用意しましょう。熱中症にも注意が必要です。ただ、乾燥しているため日陰や部屋の中は日本より快適に過ごすことができます。夜も日本のような熱帯夜ではないので、比較的過ごしやすく感じるでしょう。

秋:北京の秋は一年で最も過ごしやすい季節といわれています。ちょうど10月1日中国の建国記念日にあたる国慶節前後の時期は最も過ごしやすい時期となります。そのため旅行者も多くなり、ツアーなどの価格も高くなりがちです。

冬:北京の冬は寒い時は-10℃になることもあり、大変寒いです。万里の長城などはさらに寒くなるので防寒具はきちんと用意してください。この時期北京を訪れるなら膝まで隠れる厚めのダウンがおすすめです。また寒さが骨にしみるような寒さなので、ズボン下を履くことをお勧めします。靴下も2枚履きすると温かく感じられます。

2泊3日おすすめ観光コース

1日目 午前 移動 北京空港着
     午後 市内ホテル-天安門-紫禁城-時間があれば景山公園又は胡同めぐり
    夜   前門、王府井観光
2日目 午前 万里の長城
     午後 頤和園-時間があれば北京動物園
    夜  後海(后海 ホウハイ)湖周辺にバーが並びます。
3日目 午前 天壇公園 時間があれば瑠璃廠
     午後 移動 北京空港

2泊3日だと、移動を含めるとかなりタイトな旅になりますが、満足できる旅となるでしょう。ただし、史跡関係は17時には閉まってしまうため、終了時間に注意してください。

中国語ができない方や、体力に自信のない方は日本からハイヤーなどを手配しておくのも安心ですよ。観光ブックなどにも現地の旅行社の情報はありますし、ネットでも探すことができます。少し割高にはなりますが、安心できます。良い運転手さんに巡り合えると現地の人が通う美味しいお店なども教えてくれるかもしれません!では素敵な北京旅行を!
スポンサードリンク