外国人の観光客に和風のものは喜ばれることがおおいですよね。しかし、中国人の観光客の中では和風のものに興味のない、好きではないという人もいます。西欧人が日本の文化に割と興味を持つ人が多い反面、中国人にとっては戦争の記憶があり、日本の和文化に対してあまりよいイメージや憧れを持っていない人もいると聞きました。そこで、中国人の人から苦手と聞いたことがあるものを紹介します。

和風旅館

畳の部屋

中国人の友人、知人、お客さんが来る場合、宿泊先を探してあげたり、用意してあげたりということがあるかもしれません。その時に、注意が必要なことがあります。畳の上に布団を敷いて寝るということに慣れない、嫌がる中国人は案外多いということです。 中国は基本的にベッド文化です。床の上に布団を敷いて寝るという習慣はありません。布団を床に敷いて寝るのは貧乏くさい、不衛生、不健康というイメージがあるようです。

また温泉街にある、昔ながらの旅館などは、きたなく感じて苦手という声もききました。 そのため、中国人に宿泊先を手配する時、旅館より、ホテルをとってあげたほうが無難です。また畳を体験したいとか、少し和文化に興味をもつ友人などには、畳だけどベッドのある部屋や、和洋室の部屋などを準備してあげると、喜ぶでしょう。

和服

和服体験はあくまでコスプレと同じイメージを持つ人が多いです。コスプレ好きの若い世代には、受け入れられやすい反面、反日ドラマなどの影響で和服に対して悪いイメージを持つ人もいるようです。そういった体験場所を案内する時には、先に興味あるか聞いたほうがよいかと思います。

実はわたしは和装が好きで、現在着付けを習っています。その教室が観光客向けの観光着付けを行っているのですが、ぜひ中国人のお客さんにも来てほしいということで、先生がわたしに相談をしてくださいました。そこで知人の中国の旅行会社に相談したのですが、「値段が他店に比べものすごく安いですか?」聞かれました。それはそうではなかったので、「いいえ、値段は他店と同じぐらいですが、他にお茶やお菓子作りなど和文化体験などをおりまぜることができます。」と伝えました。しかし、残念ながら難しいと断られました。

理由は、上に書いたように、和装に対してのイメージが悪い人がいるため、パッケージ化は難しいこと。また値段が安ければそれでも行く人はいるかもしれないが、そうでなければ難しいとのことでした。(品質は問わないとのことでした。)

和食(懐石)

中華料理は全般的に濃い味付けが多いいため、日本料理の淡泊な味付けは苦手な人も少なくありません。特に懐石料理は、量も少ないうえに、味がしない(中国人からきいた表現)ので、苦手な人も多いようです。また同様に、フランス料理のフルコースのような料理も、苦手な人がいます。特に年配の方だと、クリームやチーズが苦手という人もいます。また日本のこういった高級料理は全般的に素材の味を重んじている分、薄味だったりするため、中国人からみると、食べた気にならないようです。長年日本に住んでいる中国人の人でも苦手という人はたくさんいます。

逆にトンカツ、寿司、天ぷらなどの和食は好きな人も多いので、大衆的なお店の方がよろこばれるでしょう!洋食だと、居酒屋風の洋食屋が比較的喜ばれるようです。お肉料理などもよいですね。

個人の家に泊める場合の注意点

特に学生時代、中国人の友人がわたしの実家に泊まりに来ました。実家は昔ながらの和室や客間を備えた家なのですが、その時感じた注意点を紹介します。

客間:和室には仏間があるのですが、その仏間はやはり大変怖く感じるようでした。家に招待する場合、どうしても畳の上に布団となってしまうかもしれませんが、仏間はできるだけ避けてあげるようにしましょう。

お風呂:お風呂で湯舟につかるという習慣は中国にありません。日本人だと湯舟にお湯をはっておくのですが、とりあえずそのようにしておいたら、使い方がよくわからなかったようです。結局、彼女は使い方がわからず、すごく困ったそうです。お風呂の使い方について、先に説明してあげた方がよいでしょう。もしくはシャワーだけの方が、無難かもしれませんね。

まとめ

せっかく日本に来たのだから、日本の文化を体験してもらおうっというのは良いアイデアなのですが、興味があるかないかは個人差が大きいものです。わたしたちが海外に行っても、苦手なものってどうしてもあるのと同じです。どうしても、日本の特徴を紹介し、文化的なところを案内したくなりますが、
中国と日本の文化が似ているところもあるため、西洋人が日本を見る感覚とは異なるようです。

せっかくの日本を楽しんでもらえるために、こういった点も頭にいれておいて、接待するとよいかと思います!
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